基本機能利用ガイド 最終更新日 Tue, Feb 4, 2020

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Version 2.1.0

SDK概要

Growthbeat SDKで、Growthbeat全てのサービスの機能が利用できます。本ガイドでは、Push通知機能のみを利用する場合の導入方法についてご紹介します。Objective-Cでの導入方法について記載しております。

環境

最低動作保証環境: iOS 8.0以上
動作推奨環境:iOS 8.0以上

1. プロジェクト設定

CocoaPodsの導入方法

Podfile に下記を記述し pod install を実行してください。
CocoaPodsで、導入する場合は、自動的に依存が解決されます。
※ProjectNameは、アプリのプロジェクト名となります。

target 'ProjectName' do
    pod 'Growthbeat'
end

Frameworkをプロジェクトに導入する場合

最新版iOS SDK ダウンロードページ

ダウンロードしたファイルを解凍し、そのフォルダの中の Growthbeat.xcframework をプロジェクトへ組み込みます。 任意のXcodeプロジェクトを開き Growthbeat.xcframework をインポートしてください。
Growthbeat.xcframework のインポートの方法は以下の2つです

  1. Xcodeプロジェクトに Growthbeat.xcframework をドラッグアンドドロップする
  2. Bulid Phases -> Link Binary With Libraries の + ボタンを押し、Add Other…からGrowthbeat.xcframeworkを選択する

Growthbeat.xcframework は、下記 Framework が必須となります

  • Foundation.framework
  • UIKit.framework
  • SystemConfiguration.framework

2. プロジェクトのPush Notificationを有効にする

Capabilities にて、Push Notifications を ON にします。
この設定を行っていないと、iOS10, iOS8にて、デバイストークンの取得ができない可能性があります。(Xcode8.0にて確認)

3. 実装コード

初期化

Growth Push の初期化を行います。初期化では、デバイス登録、認証、およびデバイスの基本情報の送信が行われます。

// AppDelegate.m
#import <Growthbeat/Growthbeat.h>

@implementation AppDelegate

- (BOOL) application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary* )launchOptions {
    [[GrowthPush sharedInstance] initializeWithApplicationId:@"YOUR_APLICATION_ID" credentialId:@"YOUR_CREDENTIAL_ID" environment:kGrowthPushEnvironment];

    // 以下は、必ずinitializeWithApplicationId後に呼び出してください
    [[GrowthPush sharedInstance] requestDeviceToken];
}

- (void) application:(UIApplication* )application didRegisterForRemoteNotificationsWithDeviceToken:(NSData* )deviceToken {
    [[GrowthPush sharedInstance] setDeviceToken:deviceToken];
}

- (void) application:(UIApplication* )application didFailToRegisterForRemoteNotificationsWithError:(NSError* )error {
    // エラーがあったかどうかを確認するため
    NSLog(@"didFailToRegisterForRemoteNotification : %@", error);
}

@end

タグ送信

セグメントを設定するために、任意のタグを埋め込んでください。

// ViewController.m
#import <Growthbeat/Growthbeat.h>

@implementation ViewController

- (void) viewDidLoad:() {
    [[GrowthPush sharedInstance] setTag:@"Development" value:@"true"];
}

@end

イベント送信

セグメントを設定するために、任意のイベントを埋め込んでください。

// ViewController.m
#import <Growthbeat/Growthbeat.h>

@implementation ViewController

- (void) viewDidLoad:() {
    [[GrowthPush sharedInstance] trackEvent:@"Launch"];
}

@end

その他設定について

プッシュ通知証明書の作成

開発ビルドと、リリースビルドの証明書を作成する必要があります。iOS プッシュ通知証明書作成方法の参考に、証明書の作成を行ってください。作成した証明書を、Growth Push管理画面に登録します。

管理画面設定  

プッシュ通知証明書の設定

Growth Push管理画面の証明書設定ページにて、証明書の設定を行ってください。
プッシュ通知証明書の設定方法

プッシュ通知の作成

配信作成を参考に、プッシュ通知が届くかを確認します。

セグメントについて

セグメント配信を利用する際に、実装が必要となります。
配信したいセグメントに沿って、タグやイベントの紐付けを行ってください。

備考

全機能を利用する方法

Growthbeatは、プッシュ通知以外に、ポップアップメッセージ機能を用意しております。追加の実装を行うことで機能を利用することができます。
詳しくは、全機能導入ガイドをご覧ください。

最新版のSDKへのアップグレード方法

Growth Push SDKからGrowthbeat 2.x SDK へまたは、Growthbeat 1.x SDKからGrowthbeat 2.x SDKへのアップグレードをされる方は SDKのアップグレードガイドをご参照ください。

サンプルコード

実装サンプルは、Githubレポジトリを参考にしてください。

お問い合わせ

ご不明な点などございます場合は、ヘルプページを閲覧してください。